各種検査
ガン治療の基準検査
セルフリーDNA検査(cfDNA) ※必須検査
検査の概要
血液中に流れる「セルフリーDNA(cfDNA)」の濃度を測定することで、ガンの超早期リスク、治療効果の確認、再発予防、予後把握に役立つ検査です。この検査は、日本では唯一のものであり、当会では2021年から導入しています。
セルフリーDNA検査とは
血液や尿、唾液などの体液から体の状態を調べる「リキッドバイオプシー」という分野の検査です。
特に血液には、細胞が死んだり壊れたりしたときに出てくる小さなDNAの断片が含まれています。 健康な人ではごく少量しかありませんが、ガン患者様では、ガン細胞由来のDNAが混じり、濃度が高くなることが知られており、これを検出します。
検査でわかること
血液中に存在するcfDNA(循環遊離DNA)は、健康な人では一定の範囲に収まっています。一般的に健常者のcfDNA濃度は300~400pg/μl程度であり、特に運動習慣のあるアスリートなどを除けば大きな変動は見られません。
一方で、ガン患者さんではcfDNA濃度が高くなる傾向があります。700pg/μlを超える場合には、ガンである可能性が高いと考えられます。超早期の段階では画像診断で見つからないこともありますが、cfDNA検査によって兆候を捉えることが可能です。
さらに、3,000pg/μlを超える場合には病状が進行している可能性が高く、これまで完治の報告はありません。このようにcfDNA濃度は病状の進行度を示す重要な指標となります。
また、cfDNA検査は治療効果の判定にも役立ちます。治療が効果を示している場合には濃度が低下し、逆に効果がない場合には濃度が下がらないことが確認されます。つまり、cfDNAの変化を追うことで、治療の有効性を客観的に評価することができます。(会員医師により総合的な評価にて診断します)
検査参考値
700pg超:ガンの初期状態が多く見られる領域ですが、超早期で画像診断や腫瘍マーカーでは検出困難な段階です。
2,000pg未満:多くが進行ガンですが、十分に治療可能であり寛解に至る可能性が高い領域です。
3,000pg未満:ステージ4でも約8割が治療可能で寛解に至る可能性がある領域です。
3,000pg超:病状がかなり進行し、奏功する治療法が少なく、治療自体が難しい領域です。
注意点
- cfDNAの濃度が高いからといって、必ずしも「ガン」とは限りません。症状やその他検査値など総合的に医師が評価して診断します。
- 激しい運動、過労、飲酒、睡眠不足などでも濃度が上がることがあります。
- ただし、明らかに正常範囲を超える場合は、体内で何らかの異常が起きている可能性が高いと考えられます。
次のステップ
cfDNA検査で異常値が出た場合は、CTC(循環腫瘍細胞)検査や当会の会員医療機関での治療を受けることをおすすめします。
ガンは初期段階ではほぼ無症状であるため、発見された段階ですでに進行状態(ステージ3期以降)という事は決して珍しくありません。そのため最良のガン対策は、実は「早期発見・早期治療」ではなく、「発病前に発見し、発病前に治す」という予防医療への取り組みが重要なのです。
そこで日本先進医療臨床研究会では、難治性のガンに対して不安を感じている方たちに対して、受付窓口と相談窓口を開設致し、セルフリーDNA検査の受診希望者に対しては、会員医師の医療機関をご紹介します。
セルフリーDNA検査のお申し込みは、お申し込みページのお申し込みフォームよりご連絡ください。
微小流路デバイス法CTC検査 (任意:推奨検査)
検査の概要
CTC検査は、血液中を流れる「循環腫瘍細胞(CTC)」を直接検出する血液検査です。
従来の画像検査(CTやMRI)では5mm以上の腫瘍でないと発見が難しいのに対し、CTC検査ではそれよりもさらに微小ながん(5mm以下)を見つけることが可能です。検査精度は96%と非常に高く、超早期診断や再発予防、予後の把握に有用であり、患者さんにとって大きな安心材料となります。
この検査では、**4種類のがん表面マーカー(PD-L1、HER2、AR-V7、Vimentin)**を測定することができ、がんの種類や特徴を把握して、より適切な治療へと結び付けることが可能です。当会では、会員医師の医療機関を対象に、2021年5月中旬より受付を開始しています。
CTC検査とは
CTC検査は、血液中を流れる「循環腫瘍細胞(CTC)」を直接検出する血液検査です。従来のCTやMRIでは5mm以上の腫瘍でないと発見が難しいのが現状です。これに対し、CTC検査では、PET CTやMRIでも検出することができないような、より早期の小さな微細ガン(5mm以下)を見つけることが可能です。
CTC検査は、米国では「セルサーチ法」がFDAに承認され、臨床現場で広く利用されています。海外ではCTC検査に関する研究論文は非常に多く、PubMedなどの国際的データベースには2万件以上の関連文献が登録されており、世界的に研究・臨床応用が進んでいます。しかしながら日本では臨床応用が進まず、実際に困っている患者様は標準的に検査をできない状況になっています。そこで日本先進医療臨床研究会では、患者様により精度が高く、治療に繋げることができる検査をと導入が実現しました。当会の「Micro流路デバイス法CTC検査」は、従来法の欠点を補い、捕捉率90%以上・精度96%という高感度を実現しました。
検査でわかること
- ガンの早期発見
CTやMRIでは見つけにくい、ごく小さなガン細胞を血液から検出できます。 - 治療方針の決定に役立つ
手術前にガン細胞の特徴を調べることで、薬の選択や治療方法をより適切に検討できます。 - 再発や転移の予測
検査結果をもとに、治療効果の判定や再発リスクの把握が可能です。 - 体への負担が少ない
検査は血液採取だけで行えるため、患者さんの負担が軽く済みます。
CTC検査で測定できる代表的なガン細胞マーカー
ガン細胞は進行や病態に応じて様々なマーカーを発現します。CTC検査では、以下の4種類から選択して測定できます。
Vimentin(推奨)
Vimentinは、ガンが転移する際に特徴的に発現するマーカーです。ガン細胞が周囲の組織へ浸潤したり、他の臓器へ転移する能力を持つようになる過程で重要な役割を果たします。そのため、Vimentinを測定することで、ガンの「転移性」を示す重要な指標となり、治療方針を考える上で非常に有用です。
上皮性ガン細胞:抗ガン剤が効く原発巣に多いガン細胞。転移せず進行も早くないのでそれほど恐くないガン細胞。
間葉系ガン細胞:抗ガン剤が効かないガン細胞。転移巣に多く、転移・浸潤し進行も早いので非常に恐いガン細胞。
中間体ガン細胞:上皮性と間葉系のガン細胞の中間体のガン細胞。間葉系に変異する途中の恐いガン細胞。
上記の様に、ガン細胞の種類を調べ、進行が早い難治性の転移ガンか否かを測定します。海外では「ガンの疑いがある場合まずCTC検査を行う」とされるほど一般的かつ重要な検査として活用されています。
PD-L1
PD-L1は進行ガンで多く発現するマーカーで、ガン細胞が免疫細胞からの攻撃を逃れるために利用する仕組みです。近年は免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボやキイトルーダなど)が登場し、このタイプのガンに対して有効な治療が可能になっています。CTC検査でPD-L1が陽性と分かれば、治療前から免疫療法を選択する戦略が立てられ、さらに治療効果の判定にも役立ちます。
AR-V7
AR-V7は、去勢抵抗性前立腺ガンに多く発現するマーカーです。このタイプのガンは、従来の抗アンドロゲン療法(エンザルタミドやアビラテロンなど)が効きにくいことが知られています。CTC検査でAR-V7が陽性と判定されれば、治療開始前から別の治療法を選択することができ、無効な治療を避ける助けとなります。
HER2
HER2は乳ガンの約15~25%に発現するマーカーで、転移や再発が多い難治性の乳ガンに関わっています。しかし現在は、HER2を標的とする分子標的薬(ハーセプチンなど)が登場し、治療効果が大きく改善しています。CTC検査でHER2陽性が確認されれば、分子標的薬を使用する治療戦略が立てられ、より効果的な治療につながります。
そこで日本先進医療臨床研究会では、難治性のガンに対して不安を感じている方たちに対して、新型の微小流路デバイス法によるCTC検査の受付窓口と相談窓口を開設致し、新型CTC検査の受診希望者に対しては、会員医師の医療機関をご紹介します。
CTC検査のお申し込みは、お申し込みページのお申し込みフォームよりご連絡ください。
新型コロナ関連検査
Covid19(新型コロナウイルス)IgG4抗体検査
検査の概要
mRNAワクチンを摂取した方に強く推奨される先端検査です。
現在、ターボガンという急速に進行し悪化するガンが増えてきています。
ターボガンはmRNAワクチン接種により誘発されているケースが多いため、ワクチン接種者のガン患者にはIgG4抗体検査を推奨しています。
一般的なIgG4抗体検査とは異なります。一般的に保険治療で行えるIgG4抗体検査はigG4を測定することで免疫異常の確認を行います。
当会で行っているCovid19(新型コロナウイルス)IgG4抗体検査はCovid19(新型コロナウイルス)に特定したigG4を測定しますのでピンポイントで状態把握に繋がります。
IgG4抗体検査のお申し込みは、お申し込みページのお申し込みフォームよりご連絡ください。
検査の詳細
こちらをご確認ください。
※ただいま、コビナックススプレー治療は行っておりません。
臨床研究の基準検査
当会では、ガン・心臓病・脳卒中・認知症・自己免疫疾患・神経変性疾患など、様々な病気の状態を測るマーカー検査として、下記の検査を推奨しています。
下記検査は、病院・クリニックなどでの、自由診療の検査として測定可能です。
老化治療の基準検査
IGF-1(ソマトメジンC)血清検査(212点)
参考:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/003850902
インスリン様成長因子→研究会推奨値 100ng/ml未満
※ガンマーカー、慢性疾患マーカー、老化マーカー、として多くの研究論文からIGF-1は、ガンや老化(老化疾患、老化諸症状)などと密接に関係し有用なマーカーになるとされています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31366504/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30084561/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27312888/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31132076/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23182194/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32142767/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23434537/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15562830/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33459974/
ほか論文多数
糖尿病治療の基準検査
ヘモグロビンA1C(HbA1c)(49点)
参考:https://test-guide.srl.info/hachioji/test/detail/000140202
HbA1c(体内糖化=老化の指標)→研究会推奨値 4.8~5.4%
※ガン、慢性疾患、老化のマーカーとして、3カ月に1回程度の頻度を推奨。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26577885/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26575601/
ほか論文多数
対象となる方
以下の条件をすべて満たす方が対象です。ご確認ください。
- ご本人によるお申し込み(代理申請不可)
- 自立歩行が可能
- 自力での飲食が可能
- 直近3ヶ月以内の体重減少が10kg以内
- 精神科領域の内服なし
- 認知症の診断・症状がない
- 入院中でない
ご注意事項
- ご紹介する医療機関はすべて自費診療です。費用は医療機関に直接ご確認ください。(初診料等で1万円以上の費用がかかります。)
- 診察料が別途発生します。または処置料等が別途発生する場合があります。
- 検査・治療内容は医師との相談により決定されます。事務局では治療方針や緊急対応は行っておりません。
- 混合診療(保険診療と自費診療の併用)は行っておりません。